〜難しいIT用語も分かりやすく解説〜
ITビジネスラボの人気コーナー「教えてITの人」とは?
「初心者にはついていけないのでは」
「オタクが多そう」
ITの研究会と聞くと、近寄り難いイメージをお持ちの方は多いと思います。
「ITは専門外だけど、仕事で必要になった。」
「本を読むだけでは良く分からないし、モチベーションも上がらない。」
といった悩みもよく聞きます。
そんなIT初心者の診断士に、ITを好きになってもらおう、ITに興味を持つきっかけにしてもらおう、という思いから立ち上げたのが「教えてITの人」というコーナーです。
テーマは何でもありのリクエスト制
このコーナーの運営はとてもシンプルです。
l 「教えてもらう側」のIT初心者が、定例会の中で出てきた
気になるワードやトピックを選びます。
l 「教える側」のIT熟練者は、翌月の研究会までに準備し、
プレゼン形式でレクチャーを行います。
決まりごとはこれだけで、ゆる〜く運営しています。
立ち上げから約1年間で、さまざまなテーマを扱ってきましが、
ご覧のとおり、ITに関するテーマなら何でもOKです。
l コンピュータの歴史(メインフレームからIoTまで)
l 浮動小数点
l SEO
l 動画の公開方法
l Dropbox
中でも好評だったのは「浮動小数点」についてのレクチャー。
IT業界では常識とも言える用語ですが、仕組みや必要性をちゃんと説明できる人は、
意外と少ないのではないでしょうか。
「スーパーコンピュータって何がすごいの?」という
素朴な疑問が発端となり、性能指標である「浮動小数点演算」について、
とても分かりやすい解説を聞くことができました。
難しい用語を理解でき、好奇心が刺激されれば、
次々と知りたいことが出てきます。ITに対する苦手意識も払拭できます。
「教える側」にも大きなメリット
実はこのコーナー、和やかな雰囲気にもかかわらず、
「教える側」のIT熟練者は、プレッシャーを感じています。
というのも、
初心者にも伝わる説明をするには、正しく理解し、要点をまとめ、
分かりやすい言葉を使う必要があります。
初心者も遠慮せずにガンガン発言するITビジネスラボでは、
ちょっとでも分かりにくい表現があると、
「それどういう意味?」「それのどこがすごいの?」
と言ったツッコミが飛んできます。
IT業界によくありがちな、専門用語でごまかそうとする姿勢もすぐに見抜かれます。
「教える側になってみて、知識を見直すきっかけになった」
「プレゼンの勉強にもなった」という声も多くあがっています。
研究会は、ドヤ顔でマニアックな知識を披露する場ではありません。
初心者にも熟練者も、楽しみながらみんなでスキルアップできるのが、
ITビジネスラボの面白さです。
この記事を読んで「教えてITの人」に興味を持った方は、ぜひ見学に来て見てください!